arc の日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。さらに新しい記事は https://junkato.jp/ja/blog/ で書いています。

未踏IT人材発掘・育成事業

こんばんは。修行の日々が終わりつつあります。

昨年11月に提案したプロジェクトが採択されて以来、ずっと未踏中心の生活を送ってきました。 ロボットについてはおよそ門外漢だったけれど、家庭用の小型ロボットという比較的シンプルな対象を扱ったおかげで、契約期間の終わる8/7までに、何とかかたちになりそうです。

期間中面倒を見てくれたプロジェクトマネージャの先生は 著名な人型ロボット(HRP-2)の制御システムにも詳しいロボットに明るいソフトウェア屋さんで、開発期間の初期は何を言われているかすら分からず大変でした。また、学会参加で途中まったく開発が進まず、二週間にいっぺんあるミーティングで面と向かって「未踏やめたら」と諭されました。そんな具合だったので、自分の考えているロボットの応用イメージが伝わらず、歯がゆく辛い孤独を数か月に渡って味わいました。 プロジェクトを陰ながら支えてくれた管理組織の人もミーティングで全くかみ合わない会話を聞いて心配していました。4月末の中間成果報告会では、先生と合同で報告会を開いた別のプロジェクトマネージャにまで、君のところのプロジェクト大丈夫なの?と言われていたそうです。

それでも踏ん張って、昨日(日付上は一昨日か、7/19だから)最終成果報告会を迎え、発表では結構笑いを取れたし、反応が上々で、先生に「安心した、よかった、何とか形になって。」と言われ、「加藤さんはもともと話うまいからね。内容が伴っていて安心した。」「発表、一番分かりやすかったです。」と胸をなでおろされ、先輩の採択者にはお世辞でも褒められ、別のプロジェクトマネージャにも「よかった。」と。

報われた気がしました。

でも、もう一度やれと言われたら、ちょっと迷って、絶対に断るわ。

心配をかけた人たちには本当に悪かったなぁ。これからしばらく恩返しの日々だったりして。研究室はミーティングにあまり参加しなかったし、家では家事ろくにしなかっし、うーん、会いたい人にもなかなか会えなかったな。

そうそう、昨日報告会会場で、発表が終わったあと偶然、日本画描いてる友達が久しぶりにメッセンジャにサインインしたんだよな。ちょっと話をした。会いたい。今日は、連絡怠っていた先輩から連絡がきた。Web作成代行の仕事請けたままマスターアップ待ってもらってた小さな会社の社長には明後日会いに行く。今週末は専攻の同期奢りに行くんだっけか…。そういえば飲みに行こうとかご飯に誘われたまま会えていなかった人がけっこういる。ごめんなさい、これから会いたいです。