国際学会（UIST2009, Victoria, BC, Canada）

国際学会から帰ってきました。

こんなこと言うと変に聞こえるかもしれないけど、とても素敵な学会でした。面白い発表が多かったし、開催場所がもろに観光地。景色が綺麗で、スポンサー企業が用意してくれるご飯もおいしかった。…後半がメインなのは気のせいです。とくに晩餐会は、博物館の一階を貸し切りにして、展示と展示の間に肉や魚介類といった食べ物を給仕してくれる人たちがいる、趣向を凝らしたもの。その舞台となった博物館自体、日本なら(残念ながら)ほぼ間違いなく運営が立ち行かなくなる規模。一階といっても中二階があり、内装が展示の一部になっていました。

さて、僕は学生向けのコンテストとポスター発表のため学会に参加したわけですが、前段で何も書いてないことからも分かるように(！)、とくに何の賞ももらえずに帰ってきました…。コンテストの模様は運営の人たちが写真共有サイトにアップロードしてくれています。見てみたら、僕も結構写ってました。

なお、コンテストで使ったPressure-sensitive keyboardは、当初の貸付契約が解消されて、太っ腹なことに持ち帰ってこられました。参加賞ですね。試作機で、参加チームが日本勢は僕だけだったので、結果的に日本にまだ一台しかないです。というわけで、つい先日、こういうキワモノの類が好きな人たちが集まるイベントに引っ張り出されてきました。

どなたかが撮ってくれていた発表の様子です。準備をする間もなく行った感じが丸出しの喋りですね。本当にありがとうございました。 最後のほうは「僕もお腹減ったんでなんか食べるもの持ってきてもらえると喜びます」と言ってます。イベントの開催場所がクラブみたいなところで、参加者は飲み放題食べ放題だったようなんですが、発表者は、待機時間の都合上、あと会場のひどい混雑のため、飲まず食わずでした。残念！そういえば、この会場で高校の同級生と再会しました。何という偶然。超びっくりした。

あと、カナダに行ってきたお土産と呼べるものは…写真でしょうか。いい機会なのでPicasa ウェブアルバムというものを作ってみました。デジ一で撮った昔の写真も、一部、載せました。

今年は初めての学会・未踏・インターン・続けざまに学会とバタバタしていましたが、ようやく、落ち着いて研究できそうです。よかったよかった。というか、こういうペースに慣れないと厳しいんだろうなぁ。

• 11/29追記; コンテストでプレゼンテーションしたプログラム、Pressingについての紹介ページを作りました。
• 12/02追記; 記事先頭に写真追加しました。Picasaウェブアルバムへのリンクになっています。学会の合間に、とても綺麗な景色が撮れました。